2023-12-10から1日間の記事一覧
【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマー軍事政権が近隣の東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国との結束を強めている。自国内で反軍勢力の猛攻に苦戦するなか、中国を含む地域協力の枠組みを活用して政治的な後ろ盾をアピールするねらい。中国もこの地域への関与を強…
【ワシントン=坂口幸裕】米政府はイスラエルとイスラム組織ハマスによる衝突収束後を想定したパレスチナ自治区ガザの統治計画の検討に着手した。パレスチナ自治政府を軸に据え①復興②治安維持能力の強化③法の支配などによる統治――の3段階で実行に移す構想だ。…
自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題は岸田文雄政権の骨格の交代に波及した。最大派閥の安倍派(清和政策研究会)の6幹部の疑惑が明らかになった。政権の対応は後手に回り、危機が広がった。 松野博一氏は2021年10月の岸田政権の発足以来、危機管理な…
日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の特別首脳会議が16〜18日に都内で開かれる。双方の友好協力が始まって今年で50周年の節目を迎え、次の50年に向けた新たな協力の方向性を話し合う。「米中新冷戦」の最前線にいるASEANに、日本はパートナーとしてどんな存…
公明党の西田実仁参院会長は10日のNHK番組で、自民党の派閥を巡る政治資金問題について「次の国会を『政治改革国会』にしない限り政治の信頼は取り戻せない」と語った。「当然、政治資金規正法の見直しも入る」と述べた。 自民党安倍派(清和政策研究会)で…
自民党の福岡資麿参院政審会長は10日のNHK番組で、自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー問題を受けて「政治資金のあり方も将来的にしっかり見直していく」と話した。 「自民党の信頼を揺るがす大きな問題だ。抜本的な改革につなげていくため…
「世界最高のデジタル銀行」と評されてきたシンガポールの最大手銀行、DBSグループ・ホールディングスの変調が目立っている。度重なるシステム障害によって金融当局から直近2年間で3度の行政処分を受けたほか、世界の中央銀行の利上げ打ち止めで利ざやの伸び…
話題の金融ニュースの裏側で何が起きているのか。日本経済新聞では、金融機関や金融庁を日々取材する現場記者のメモから読み解く「金融取材メモ」を掲載しています。特に読者の関心を集めた記事をまとめました。LINEの友だちになって、暴騰株を無料でゲット…
米利下げ時期に関心が集まるなか、これまでの利上げの余波が周回遅れで日本の税制改正の議論に及んでいる。米金利上昇で膨らんだ国内金融機関の外貨調達費用を「借り入れに伴う利子の支払い」とみなすかどうかで省庁間が攻防を続けている。外債運用依存度が…
【クリンゲンタール(ドイツ)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は9日、ドイツのクリンゲンタールで個人第5戦(ヒルサイズ=HS140メートル)が行われ、小林陵侑(チームROY)が合計270.7点で3位に入り、今季初の表彰台に立った。…